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天上の愛地上の恋 感想

【作品概要・感想】

流行病で両親を亡くしたアルフレートは、教会の世話になりながら暮らしていた。貧しい村での庇護を受けながらの暮らしは彼の中に、自分が必要のない人間なのではないか、という意識を抱かせる。そんなある日、シュタインベルク湖を訪れた彼の耳に一発の銃声が聞こえてきた。
驚いたアルフレートが見たものは、拳銃で頭を撃ち抜かれて死んだ男の死体と、その彼の傍らに跪く少年の姿だった・・・・。


歴史的背景がしっかりと描かれており、何よりも登場人物が一人一人非常に個性的です。
オーストリア皇太子ルドルフと孤児のアルフレートの運命的な出会いと、2人が共になくてはならない関係になっていく段階が特に好きです。

紆余曲折なんて言葉では表せないほどの、道のりを経て2人が行き着く先を本当に胃が痛くなる思いで読んでいきました。幸せの形はそれぞれで、納得いかないところもあったけれど、良かったんじゃないかなぁって思っています。
主従関係の話でもあるので、多少JUNE系の表現を含みますがそれほど表現は多くありません。むしろもっと・・・・、と思わせるほど控えめです。
話はとても面白いし絵もきれいなのでぜひ読んでもらいたい作品ですね。
最終巻が出たのが、2002か3年なので、随分と古い話になってしまいました。筆者の加藤知子先生はこれ以降コミックスは発表していないので、文庫化も難しいかなぁ・・・と。埋もれさせてしまうのは非常に惜しい作品なんですけれど…。

【登場人物】
・アルフレート・フェリックス
一部:マイヤー司祭のお手伝い、修錬士 二部:オーストリア宮廷司祭 三部:善意の世直し人
とまぁ、色々やってますが管理人の最愛の人物であったりします。
座右の銘は「暖簾に腕押し」とか「糠に釘」とかじゃないかな。三部になるまで、結構人の意見に流されっぱなしな部分が目立つので。
誰かの役に立ちたい、誰かの為に何かしたい、という意識がとても強い人だと思います。その筆頭はもちろんルドルフなのだろうけれど、過去の事件が追い目になって完全に自分を彼に差し出す事が出来なかったのでは…。実際メルクの事件が無ければ、迷いながらも彼は司祭とは別の道を進んでいたのではないでしょうか…。
ルドルフとマイヤー司祭によって全部流されているようなアルフレートの人生って…。

・ルドルフ・カール・フランツ・フォン・オーストリア
オーストリア皇太子
悲劇の人。余りにも優秀だったため、周囲を理解できず、理解しても貰えなかった人。
国を見捨てることも、国民を捨てる事も出来ずに孤軍奮闘していたところへアルフレートと出会ったのでは…。ルドルフがアルフレートに惹かれた理由って、自分に何も求めなかったからじゃないのかなって思います。けれど彼はルドルフに求めなかったと同時に彼をも求めなかった。アルフレートに求めて貰いたいって気持ちと、彼を欲しいって気持ち。けれど国を思う気持ちもそれを同じぐらいに大きくて話がこんがらがったのではないかと…。
何にせよ、ルドルフはアルフレートが大好きって事で落ち着きましょう。無理やりですが。

その他の方々はまた
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天上の愛地上の恋

・天上の愛地上の恋部屋
 出版社、作者の方とは何の関係もございません。

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天上の愛地上の恋  ルドアルが好き
【作品概要】
著者:加藤知子 出版社:白泉社(花とゆめコミックス)
全11巻+特別編1巻

・君に送る7つの選択

お題提供:TV様
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