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風まかせ概要

Master:たつやん
Site name:風まかせ

LastUpDate:2008/11/7

・好きなものを好き勝手に書き散らしている無節操ブログです。  

※無断転載、転用は禁止します。また夢小説や設定などで合わない部分もおありだと思われますが、読んだ後での中傷は固くお断りします。

【QuinRoze】
 アリスシリーズ(現在ハートの国のアリスのみ)
 ユリウス×アリス中心

【零】
Last up date:6/17
ちょこちょこ修正中。
オリジナルヒロイン 特殊設定 not夢小説

【うたわれるもの】icon_70_0.gif
Last up data:2008/11/7
 オリジナルヒロイン×ベナウィ
 Not夢小説 
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つぶやき

とりあえず、何か書けないかと模索中。
これだけ日々新しい本やマンガが出版されているのに、書きたい、とかおもしろいって思えるものは少ない。

ま、周りに影響されるのもあるんだろうけれど。
とりあえず、新しいものは一切開発できず。日々ゲームやら今までのはまったものを読み直す日々。

うたわれるもの2はいつかなぁ・・・・。

書きたいな、とは思っているのに

中々書き始められない…。
途中まで書いているものもあるのにな。

とりあえず、気長にうだうだしようと思います…。

うたわれるもの

・アマネウタ
オリジナルヒロイン×ベナウイ not夢小説

Main Story
Chapter1:ヤマウラ
【設定】
第1章第1話 :泣き続ける事に意味は無くて 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6
第1章第2話 : 夜半事変 1 / 2 / 3 / 4
第1章第3話 : 式外の神の片思い 1 / 2 / 3 / 4
第1章第4話 : 神様との恋 1 / 2 / 3 / 4icon_70_0.gif / 5
第1章第5話 : 暗がりの目隠し
第1章第6話 : 大切なものは増えてやがては私を忘れるのでしょう
第1章最終話 :一日くらいは泣いてくれると嬉しい

--------------------------------------------------------------------------------

Chapter2:トゥスクル
第2章第1話 : 飛翼の民 1 / 2 / 3 / 4 / 5
第2章第2話 : 太陽と塵 1 / 2 / 3
第2章第3話 : 祈りよりも崇高なものの為1 / 2
第2章第4話 : いずれ悔やむとしても 1 / 2 / 3 / 4 / 5
第2章第5話 : 誇りとあなたと、あなたとの日々
第2章第6話 : かつて我々の祖先は飛翔の覚悟をした

--------------------------------------------------------------------------------

Chapter3:オンカミヤムカイ
第3章第1話 : 無貌の魔女 1 / 2 / 3 / 4 / 5
第3章第2話 : わたしをおもいだすだろうか 1 / 2 / 3
第3章第3話 : ただ、頷くだけでいい 1 / 2
第3章第4話 : 孤独がお前を彩る光のひとつなら 1 / 2 / 3 / 4 / 5
第3章第5話 : ずっと、なんて約束であなたを縛れるはずもないのに
第3章第6話 : ただ、頷くだけでいい

Extra Chapter
工事中 : 工事中

お題提供:模倣坂心中

Short Story
工事中 /

【お世話になっている検索サイト】
うたわれるもの検索

4-4

「一通りできる限りの事はしましたけれど、やはり騎乗は難しいでしょうね・・・」

シシェの手当てを終えたアマネが、傍らのベナウィに告げた。

 
幸い、と言って良いかは解らないが、シシェの傷は深くはあるが骨や神経には異常はなく、歩くだけなら問題ない事が解った。元々罠と言うのは、獲物が逃げないように深く食い込むように出来ている。下手をすれば歩く事すら出来なくなっていたかもしれないのに、この程度で済んだのは、シシェの体格が仕掛けられていた罠には合わなかったと言うことと、ベナウィ達の対処が良かったからだろう。

後は、休ませながらリハビリをしていけばそう大した時間もかけずに元通りの状態になるはずだ、とアマネが告げるとベナウィはほっとした表情を浮かべた。けれどそれは、あくまでこの後の話であって、今の事ではない。

「歩けるようになっただけでも充分ですよ」

それでも笑みを浮かべながらベナウィはそう口に出した。強がりではなく、心からそう思っているのが伝わってくる穏やかな口調だった。先ほどまでは蹲って全く動こうとしなかったシシェが今は立ち上がり庇いながらではあるが、足も動かしている。例え騎乗はできなくとも、歩くこともできると言うのだから、これ以上望む事は過分になってしまうだろう。

何よりシシェはベナウィにとってはただの馬ではない。
何度も戦場を共に駆け抜けてきた、戦友といってもよい存在だった。

「そりゃそうですけどねぇ…」そんな主の思いが解るのだろう、けれど納得はいっていない様子でクロウが呟いた。彼とてシシェの回復が嬉しくないわけではないけれど、結局事態は何も好転していないのだから口調が芳しくなくても仕方ないだろう。彼もわかっているのだ。
アマネが全力を尽くしてシシェの手当をしてくれたことも。彼女のその様子を見ていれば、彼女がとても腕の良い薬師だということも。その彼女がこれ以上は無理だと言っているのだから、どうしようもないという事も。

「ですが、どうしやすか? やっぱり俺の馬に乗っていくしか・・・・・」

けれどそれ以上口に出すこともできず、結局先ほどと同じ問いかけを口にした。

乗りにくいとはいえ、乗れないわけではない。ベナウィなら充分乗りこなすことができるだろう。今からなら急げば時間に間に合わないわけではないし、自分は副官とはいえどうしてもいなければいけない、というわけでもない。ならば、やはり自分がシシェとともにここに残り、ベナウィだけでも都へ赴くのが良いだろう。何なら、自分はシシェと共に来た道を戻ってもよいのだから。

「・・・・そうですね」

確かにクロウの言う通り、今はそれが一番良い選択だろう。
そうベナウィが頷きかけた時だった。

「あの、なら私たちの馬を使いますか?」

「丁度この先に止めてありますから」、と続けられたアマネの言葉に2人は一様に驚いた表情を浮かべながら彼女の方を向いた。確かに、彼女たちの姿を見れば都の出ではないことは解る。身なりは悪く無いが、都でよくみられる華美な様相ではない、動きやすさを重視して作られた服。恐らく都から離れた、村落の出身なのだろう。何かと物騒なことも多い昨今、彼女たちが徒歩で都までの道を進むとも思えない。恐らくどこかに馬をとめてあるはずだ。

「・・・・・・よろしいのですか?」

けれど、ベナウィもクロウも彼女の馬を使おうとは思わなかった。もちろん可能性としては考えていたけれど、それはあくまでも最後の、という事で。彼らの立場なら、アマネから無理に徴収するということもできたのに。

それはアマネにもわかっていたのだろう。
彼女は先ほど勘違いして、募ってしまった事への謝罪のつもりで口にしただけだった。どうやら行先は同じであるようだし、彼らが自らの地位を笠に、余計な事を言い出されない内に言ってしまった方が良いだろうと考えての事だった。
けれど、彼らはそれをしなかった。

そして今も自分達の意思を尊重しようとしてくれている。アマネは漸くこの時、彼らが自分の知る為政者とは違った思考の持ち主なのだと気づき、笑みを浮かべた。
そして「勿論です」と彼女はこのときはじめて彼らに笑みを向けながら言ったのだった。

 
あとがき
恋愛って難しいなぁ・・・。
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